近視
近視は、屈折異常のひとつで、眼球内に入ってきた平行光線が、調節力を働かせていない状態で、網膜上の正しい位置ではなく、もっと手前に焦点を結んでしまう状態。近眼(きんがん、ちかめ)ともいう。
遠方視の場合に、屈折機能が無限遠まで対応できないためはっきり見ることができない。 逆に近方視の場合は支障は少ない。近視は屈折の問題であり網膜や視神経の疾患ではないので一般的に矯正視力が低下するものではない。
矯正レンズを使うことによる近視の矯正
近視の発生
誕生し20代前半からおよそ37歳までにかけては眼球が成長するので誰でも例外なく近視の方向に屈折状態が変化する。つまり、
1.遠視が強かった者は遠視の程度が弱まる。
2.丁度よい強さの遠視を持っていた者は正視になる。
3.遠視が弱かった者は近視になる。
4.遠視の無かった者は強度の近視になる。
この時期に近視の症状が現れなかった者は、近視化しなかったのではなく、遠視が十分に強かったために近視が顕在化しなかっただけである。成長期の終わった後の最終的な屈折状態(近視または遠視の強さ)は、
1.生まれ持った遠視の強さ
2.成長期における近視化の度合い
の2つで決まる。
最終的な屈折状態を決める要因としては
(1) が主なものであることで専門家の意見が一致している。つまり、生まれ持った遠視の強さによって将来近視になるかはほぼ決まる。
(2) が100%遺伝だけで決まるかには議論がある。遺伝のみで全て決まるとする説もあれば、環境によって左右されるとする説もある。ただし、いずれにせよ (1) に比べれば影響は少ない。
現代、近視は増加傾向にある。小中学生でも近視の割合は年々高まり、小学生の1/4、中学生の1/2は近視であると言われる。この増加傾向は、小中学生の生活習慣の変化によるものとも、小中学生の平均身長が伸びたことの不可避的な副産物とも言われている。
近視は目の成長が止まるにつれて進まなくなる。現代では目を酷使する機会が多いため20代後半を過ぎても進む事が多いとも言われるが、目の酷使と近視の進行を結びつける科学的根拠はない。 とはいっても、世界的に見てもテレビやパソコンの普及に伴って、近視が増加しているのは紛れもない事実であり、科学的根拠がないとする主張は、眼鏡業界および眼科医の宣伝、誘導とも受け取れる。
近視の種類
臨床による分類
度数
矯正

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