しわ議会だよリ N0.204 令和5年4月26日発行
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一般質問
阿部美佳子 議員
■教育環境
◆子ども中心の取り組みを
(答)
目的達成できる方向性を定める
【学校再編】
(問)
これまでの成果と課題をどのように捉えているのか。
(町長)
望ましい学級規模となり、全小学校で複式学級が解消された。一部の学年ではクラス替えが可能な体制にあり、多様な他者との交流により協調性や思いやる心が育っている。小中一貫教育の推進では、検証委員会が実施したアンケートで、保護者が「判断できない」という回答があり、小中一貫教育の意義・目的・体制整備の普及が課題となるので改善に取り組んでいく。
【学校運営協議会】
(問)
コミュニティ・スクール(CS)導入は、学校と地域の連携を強化するものである。成果と課題は。
(教育長)
シンポジウムの講師から令和4年度の成果は「紫波の実践はCSの本質を捉えた良い活動である」、課題は「いい学校、いい地域となるための熟議を継続し、大人も子どもも一緒に成長していこうと実践すること」の評価があった。
【部活動地域移行】
(問)
部活動の地域移行はどのように進められるのか。
(教育長)
4年12月に「5年度から7年度までを改革推進期間とする地域連携、地域移行に取り組みつつ、地域の実情に応じて可能な限り早期実現を目指す」新たなガイドラインが示された。
(問)
町はどのように取り組むのか。
(教育長)
4年10月に紫波町部活動の地域移行に関する学習会を開催したほか、教育委員と職員が部活動先進地へ視察を行い情報収集した。教育委員会でもスポーツ団体ほか文化芸術団体などに参加していただき、学習会、意見交換会および準備委員会などを開催し、用意周到に所期の目的が達成できるよう方向性を定めていく。
(問)
いつ頃方向性が定められるのか。
(教育長)
明確な回答はできないが、5年度は文化団体も含めて可能性の調査、共通理解など情報収集を行い、6年度後半あたりに基本的な行程表と方針が出せるよう進めたい。
(問)
保護者が安心して行政・学校と同じ方向を向くためにも丁寧な周知を行うべきでないか。
(教育長)
小、中学校の校長先生たちと今後、主役である児童生徒の意見を聞き、一緒になって同時進行で進めていきたい。






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