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平成25年12月1日 新第38号(50) ダイジェスト音声版
(1面) PC音声

朔風払葉 七十二候(二十四節季「小雪」次候)
(北風が木の葉を払い除ける)

@米を啄むハクチョウたち(11/18 星山)
A志波三山が雪と雲と陽射しに翻弄される(11/22矢巾町)
B〜D秋と冬のせめぎあい(11/13志波三山山麓)
紫波で初めて開催!はしご酒祭り第8面に

超芸術 紫波
トマソン 物件2
「さりげなく存在を主張する消火栓」
紫波町上平沢地内

さがし犬
11月1日午後に自宅からいなくなりました。首輪はつけてません。見つけた方はご連絡お願いします。
名前 ももこ♀
犬腫 ビークル
体重 約10Kg
連絡先 紫波町南日詰字京田73
佐藤春男
TEL 672-2580
有線 04-5906

(4面) PC音声

K4「葛丸」に併設されている案内図
矢巾温泉に「銀河鉄道の夜」が南昌山が舞台であるという看板が設置されていた


宮沢賢治
明治29年〜昭和8年
(1896〜1933)
 宮沢賢治の歌碑は志波三山地域に4つ、盆地中央部に3つあります。『西は箱ヶと毒ヶ森 椀コ南昌 東根の、古き岩頸ネックの一列に 氷霧あえかのまひるかな』と文語詩「岩頸列」で詠んだように、志波三山地域への思入れは特に強かったと思われます。
 唯一紫波町にだけ無かった志波三山地域へ、新たに今年、賢治関連の歌碑が建立される予定です。詳しくは次号でご紹介します。

K1 「箱ヶ森」歌碑 ゆうあいの里(旧保養センター)前の道路わき
K2 「花散リはてし盛岡」歌碑 都南つどいの森の老人福祉センター前の歩道脇
K3 「南昌山」歌碑 矢巾温泉水辺の里奥
K4 「葛丸」歌碑 葛丸ダムダムサイト
K5 城山の「丘」詩碑  城山二の丸跡
K6 「日詰の駅のさくらばな」歌碑
K7 「三月」詩碑 石鳥谷道の駅

宮沢賢治の詩碑K1、K2はこの地図外、志波三山地域の北側にある。


西塔幸子
明治33年〜昭和11年
(1900〜1936)
矢巾町白沢出身の歌人、女啄木と呼ばれる。岩手県内で小学校教師を歴任、県内各地に歌碑が残っている。宮古市江繋には西塔幸子記念館がある。

S1 歌碑 矢巾町さわやかハウス東側
S2 歌碑 矢巾町白沢6-28 (生誕地)

高橋煙山
明治10年〜昭和35年
(1877〜1960)
盛岡市八幡町出身、生涯のほとんどを矢巾町で過ごした俳人。

EI 句碑矢巾町歴史民俗資料館曲家東側
E2 矢巾温泉の一角
E3 新山展望台

(5面) PC音声

紫波に文学碑はいくつある?
6ページに各文学碑の碑文や、その他の詳細情報を掲載しました。併せてご覧ください。
旧都南村、矢巾町、紫波町、旧石鳥谷町の文学碑を訪ねて
 上記地域に計23箇所ありました(紫波新聞調べ)。本格的な冬の到来の前に、各地の文学碑を尋ねてみてはいかがでしょうか? ここに紹介している文学碑は、詩碑、歌(句)碑で、顕彰碑などは含んでおりません。他に見落としもあるかもしれません。紫波新聞まで情報を頂けるとありがたいです。なお、各石碑の詳細な場所については掲載しません。どこにあるか探し回るのも文学碑探訪の楽しみのひとつです。当時の歌人や作家たちの心情に浸りながら文学碑を廻る小旅行、オススメです。

野村胡堂
明治15年〜昭和38年
(1882〜1963)

A1 城山二の丸跡
A2 あらえびす記念館前
A3 高金寺境内

巽聖歌
明治38年〜昭和48年
 (1905〜1973)

T1 紫波運動公園

その他の俳人たち
M1 宮慶一郎 大正14年生まれ
M2 小原啄葉 大正10年生まれ
M3 藤原広治 明治21年〜大正2年
M4 北村季吟 寛永元年〜宝永2年
M5 岩動炎天 明治16年〜昭和38年
M6 木村半水 不明
M7 阿部等水 不明

M1 徳丹城跡公園東屋北側
M2 徳丹城跡公園東屋南側
M3 水分公民館
M4 志和八幡神社境内

宮慶一郎は盛岡生まれ(両親は矢巾出身)、小原啄葉は矢巾生まれ、それぞれ県俳句連盟副会長、会長を務めた。両者とも平成8年建立。

藤原嘉藤治の長兄、音楽の天才と言われた。水分尋常小学校に勤務。村井権兵衛の時代、志和では俳句が流行ったという。

M5城山二の丸跡
参議院議員岩動道行の父。傍らには道行の句碑も。
M6日詰勝源院境内、逆カシワ近く
東奥の俳句界の巨匠と詠われた。大迫出身、日詰で育った。
M7日詰来迎寺境内
盛岡の俳人で日詰の東北地方太平洋沖地震で倒壊したままに

しわ浄報その36
木材を知るために木に親しもう
紫波新聞では前号で、「里山資本主義」の特集を行いました。この「里山資本主義」とは、端的に言うと、今まで使っていた石油の代わりに、紫波の山の木材をエネルギー(木質バイオマスエネルギー)に変えて、外国に払っていた石油のお金を域内で循環させようというものです。
木材が石油に代わる。本当にそんなことが可能なのでしょうか? 木材ってそんなに価値のあるもの?
まずは木に親しむことからはじめてみませんか?
NPO紫波ingでは、「木のトランプ」を貸し出します。
この木のトランプ、いま日詰の喫茶アリスに置いています。どんなものなのか、気軽に見に来てね。
(詳しくは、紫波ing事務局まで)

その他の記事の音声紹介 PC音声


2面
@稲荷街道20キロを歩く
A私は図書館をこう使っています!
Bオガールタウンが、日本の森林バイオマスエネルギー利活用の最先端の事例として「日独バイオマスデー」で発表されました!
C宮澤賢治ってどんな人(連載C)

3面
@あなたの「農偉業で活躍し続けたい」を応援します!農業者支援講習(紫波コース)
A鳥山敏子 制作DVD 宮沢賢治の教え子たち その1「種山ヶ原」上映会
Bパンのアウレット販売&地域の持ち寄り産直 日詰駅前コミュニティショップ・賑わい創りの拠点『さくらばな』
C道草「デンマーク社会福祉セミナー」佐々木絹江

6面
@紫波の文学碑碑文4・5ページより
A花だより
B書評「くずおか新聞」

7面
@催し物のご案内
AH25(平成25)年度紫波町商工業優良従業員表彰

8面
@たつみせいか(巽聖歌の童謡詩41)ゴム毬
A第1回日詰商店街 「はしご酒祭り」の案内

http://shiwa.tv/e-info/shinbun/
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