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突然の喉の渇き…  もしかして糖尿病かも!?
 運動したり、暑い場所に長時間いたりすると喉が渇きますよね。それは、汗をかいて体内から水分が失われるので、体内の水分を補おうとする身体の正常な反応です。しかし、特に何もしていないのに、突然喉が渇いてたくさん水を飲んでしまったという経験がある方はいませんか?
 そのような経験をしたことがある、もしくはそのような状態が続いているという方、もしかしたら糖尿病かもしれません。突然の喉の渇きは糖尿病を知らせる危険信号です! 今回は、健康医療情報メディア「いしゃまち」が、糖尿病の早期発見と治療方法についてご紹介します。
◆糖尿病の症状とは?
 糖尿病は、インスリンの作用が不足するために体内でブドウ糖をうまく使うことができず、身体に十分な栄養を供給できなかったり、おしっこの中に糖が大量に出てきたりします。そのため、糖尿病では以下のような症状が現れます。
・突然喉がかわく
・おしっこがたくさん出る
・体重が減少する
・つかれやすい
◆糖尿病の人はどのくらいいるの?
 日本では、糖尿病が強く疑われる人は890万人、可能性が否定できない人を含めると2210万人(成人の約5人に1人)と推定されており、現在もその数は増えています。
 こんなに多いなんて驚きですよね!
糖尿病、何がそんなにこわいの?
 これまで、糖尿病の代表的な症状や日本の糖尿病患者数の多さについて述べてきました。でも、読者の皆さんのなかには、「これくらいの症状なら別に問題ないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、糖尿病が怖いのは、その合併症なのです。
 長期間高血糖の状態が続くと、全身の血管がダメージを受けてしまいます。手足の先や目の網膜、腎臓には細い血管が存在しているのですが、このような細い血管は特にダメージを受けやすく、以下の3つは糖尿病の3大合併症といわれています。
●末梢神経障害
 糖尿病発症後最も早くみられる合併症です。足先がしびれて感覚が鈍くなるため、刺激に対して鈍感になります。そのため、足にけがをしても気づかずに変形や潰瘍をきたし、傷口から感染を起こすと足が腐ってしまうこともあります。
●網膜症
 糖尿病を未治療のまま放置すると、7〜10年で50%、15〜20年以上で約90%の人が網膜症を発症します。
 網膜症は進行すると失明につながります。
●腎症
 糖尿病発症後5〜10年以上経過した人に見られます。放置すると腎不全になり、透析をしないといけない状態になってしまいます。
 糖尿病を早く発見して早く治療しないといけないのは、上記のような合併症の進行を防ぐためなのです。
◆糖尿病の診断は?
 糖尿病を診断するためには、血糖値、HbA1cの値が必要となります。最近の健康診断の結果を見てみましょう。「糖尿病とは :公益社団法人日本糖尿病協会」に糖尿病の診断基準が掲載されているので、参考にしてみてください。
「糖尿病かも…」と少しでも思った場合は、すぐに病院を受診してください。
◆糖尿病の治療は?
 糖尿病の治療の目的は、良好な血糖コントロールを維持することで合併症の発症や進行を防ぎ、健常人と変わらない生活を送ることです。
 糖尿病の多くは生活習慣の乱れが原因となっているため、まずは食事療法と運動療法により生活習慣の改善を行います。食事療法・運動療法を適切に行えば、薬に頼らなくても十分に血糖をコントロールすることが可能です。
 健康的に長生きして老後を楽しむためにも、生活習慣を一度見直してみましょう。ただし、生活習慣の改善を一生懸命頑張ってもどうしてもよくならない場合は経口血糖降下薬を併用し、それでもうまくいかない場合はインスリンを使います。
◆最後に
 いかがでしたか? 今回は「突然の喉の渇き」という自覚症状から、糖尿病に早く気づくためのポイントをお話ししました。糖尿病は早期発見・早期治療がとても大切です。もう一度、自分の生活習慣や自覚症状などを見直してみましょう。
【いしゃまち】
いしゃまち(http://www.ishamachi.com/)は、「大切な人の健康を守りたい」というコンセプトから生まれた健康医療情報メディアです。愛する恋人、大切な家族のちょっと気になるカラダとココロの悩みを解決したい。 「大切な人」が健康で、幸せに生きていくために役立つ情報を伝えたい。そんな想い が込められた「場」、それがいしゃまちです。


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