令和3年(2021年)4月 №1053
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令和3年度 町長所信表明概要
「循環型のまちづくり」と「協働のまちづくり」の取り組みを継続・深化させながら、町民一人ひとりの「多様性を強み」に、将来にわたって持続可能な社会の実現を目指します。
 新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、現在も治療を続けられている皆さまにお見舞いを申し上げます。そして、感染症の拡大防止・収束に向け医療の最前線で日々奮闘されている医療従事者の皆さまをはじめ、関係各位のご努力に、深い敬意と感謝の意を表します。
 現在、感染拡大を防ぐため、各国がワクチンの開発・生産を続けております。本町においても、ワクチン接種業務の推進を図るため、健康福祉課に「新型コロナウイルスワクチン接種推進室」を新設いたしました。遅滞なく接種ができるよう準備を進めるとともに、ワクチン接種が進み、私たちの暮らしにおいて、一日も早く平穏な日常を取り戻すことができるよう、万全を期して取り組んでまいります。
 町は、平成12年に環境新世紀イベントを開催し、「紫波の環境を百年後の子どもたちによりよい姿で残し伝える」を理念とする「新世紀未来宣言」を発表いたしました。この宣言に基づき、地球温暖化対策につながるさまざまな施策を展開してきたところであります。
 今、私たちは、環境・経済・社会の三側面の課題に統合的に取り組むSDGsの発想への転換を図り、持続可能な社会の実現のため、脱炭素を前提とするまちづくりをさらに進めていかなければなりません。今後はこの方針のもと、町民、事業者と一体となり、地球温暖化対策の重要性、必要性の共有を図り、脱炭素のまちづくりを一層加速させてまいります。
 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を行いながら、ダメージを受けた町内経済への対応について、万全を期してまいります。同時に、昨年議決いただいております第三次総合計画「暮らし心地の良いまち」は、コロナ禍によって思うようなスタートを切れませんでしたが、令和2年度を助走期間と捉え、令和3年度に着実に進めてまいります。
令和3年3月議会
 熊谷町長 所信表明より



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