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2020年(令和2年)
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紫波ネット 2月 総合版 №1025
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安全安心なまちづくりへ
決意新たに
力強く堂々とした行進で町民に意気高い消防魂を示す団員たち
新年の安全と安心を願い
勇壮な分列行進と消防出初め式
 今年一年の地域安全を祈る町消防関係出初め行事が1月13日に行われました。参加した消防団員や婦人消防協力隊員、消防署員など約300人は、地域の人たちが見守る中、日詰商店街で士気旺盛な分列行進を披露。その後、ナックス駐車場で行われた式典で熊谷統監は「今年に入ってから火災が続いています。決意を新たに各分団での啓発活動を続け、町の安全安心を守っていただきたい」と訓示。
また阿部秀夫団長は「町民の信頼と期待に応えるべく、安全安心なまちづくりを進めたい」と話し、関係団体全体で防火意識を新たにしました。
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交通死亡事故ゼロの継続を目指し
交通指導隊初点検
 交通指導隊の初点検が1月10日、役場庁舎前で行われ、事故のない住みよいまちの実現を目指し、隊員が決意を新たにしました。当日は交通指導員17人と関係者が出席し、服装や車両、手帳、警笛の点検が行われました。点検を終えた熊谷町長は「昨年12月26日で交通死亡事故ゼロ2年を達成し、皆さまの日々の活動に感謝申し上げます。今年は東京五輪の開催年であり、きりっとひきしまった精神を忘れず任務に当たっていただきたい」と訓示。佐々木俊彦隊長は「交通死亡事故ゼロの継続に努めるとともに、高齢者の交通安全や飲酒運転根絶を目指し、隊員とともに活動していきたいです」と意気込みを語りました。
電気自動車が災害時の電源に
岩手三菱自動車販売㈱・三菱自動車工業㈱と県内初の協定
 町は12月12日、岩手三菱自動車販売㈱、三菱自動車工業㈱の2社と、「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結しました。
 協定では、大規模災害が発生した際、車両不足や避難所の停電に対応するため、給電可能な電気自動車を町へ無償貸与するなどの支援を定めています。
貸し出されるのは主に「アウトランダーPHEV」。エンジンで発電した電気を大容量の駆動用バッテリーに蓄えることができ、フル充電、ガソリン満タンの状態であれば、1台で一般家庭の約10日分の電気をまかなうことが可能です。
 役場会議室で行われた調印式では、熊谷町長と岩手三菱自動車販売㈱の佐藤東耕常務取締役、三菱自動車工業㈱の国内営業本部国内ネットワーク開発部の川井拓担当マネージャーが協定書に署名。佐藤常務取締役は「地域貢献の一環として、避難者の安心感や役場の負担軽減につながればと思います」、川井担当マネージャーは「近年、災害が広域化・長期化し、被害が拡大しています。災害発生時には迅速な対応をさせていただきます」とあいさつ。熊谷町長は「災害はいつどこで発生するか分からず、有事の際は車両を活用させていただきます」と感謝の言葉を述べました。
 電気自動車で家電製品に給電するデモンストレーションも行われ、関係者がその性能を確かめました。