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2020年(令和2年)
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紫波ネット 2月 総合版 №1025
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まちの話題
つやつやもちもち
県オリジナル品種「銀河のしずく」給食
 町は1月24日、学校給食で県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」を初めて提供しました。
同日は品種の開発経緯や稲作について知ってもらおうと、片寄小学校(浅倉圭校長)で交流会を開催。生産者である㈱高橋農園の高橋淳さん、盛岡農業改良普及センター所長の渡辺芳幸さんなどが、4・5年生の児童と一緒に、町内で生産された「銀河のしずく」を味わいました。
 高橋さんからは「銀河のしずくはつやのある白さが特徴で、冷めてももっちりとした食感が人気のお米です」とお話があったほか、県産米キャラクター「おこめきょうだい」の「ぎんがっち」も訪れ、魅力をPRしました。児童たちは「つやつや、もちもちしていて、噛み応えがあっておいしい」と顔をほころばせていました。
 「銀河のしずく」は県央地域での栽培に適しており、本年度は町内で90人の生産者が約151ヘクタールで栽培しました。
「銀河のしずくを作る条件はあるの?」「なんで新しい品種を作ったの?」
興味津々の児童たち
みずき団子で世代間交流
 オガール保育園(小笠原久子園長)で1月21日、五穀豊穣を祈る小正月行事「みずき団子」作りが行われました。同園の3~5歳児89人のほか、日詰地区の老人クラブ、婦人会、ボランティア協議会など地域住民19人が参加。園児たちはおじいちゃん、おばあちゃんたちと一緒に赤、白、黄、緑4色の団子を手のひらで丸め、一つ一つみずきの枝に飾り付けました。
一生懸命団子をミズキの枝に飾り付ける子どもたち
紫波ネットが県内3位
 令和元年度県市町村広報コンクール審査会が1月16日に開かれ、『紫波ネット9月号№1015』が第3位に選ばれました。受賞した9月号では「今、図書館がおもしろい 来て、見て、調べて、楽しもう!」と題して町図書館を特集。「図書館の開放感と奥深さを丸ごと表現している」と評価されました。応募点数30点中、1位は軽米町、2位は二戸市、3位は当町と田野畑村、平泉町が受賞。『紫波ネット』は、これからも皆さんに親しまれる広報紙を目指してまいります。
3位入賞を果たした令和元年9月号
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TOWN TOPICS
身近なまちの話題について情報をお寄せください。
無病息災を願う伝統行事
五元日祭裸参り
 志和八幡宮氏子青年会(高橋一弘会長)は、毎年1月5日の伝統行事、無病息災を願う五元日祭裸参りを行いました。この行事は南部杜氏の起源である権兵衛酒屋の蔵人たちが始めたといわれ、戦後一度途絶えたものの、昭和50年に同会が復活させ今年で45回目。気温はマイナス6度と厳しく冷え込んだ早朝6時、奉納者19人は白い息を吐きながら、鐘を鳴らし一歩ずつゆっくりと挟みを振り、荘厳な面持ちで一歩ずつ参道を練り歩きました。初参加の福田晃さん(志和地区)は「初参加ですが、身が引き締まる思いです。昨年町に引っ越してきたので、家族4人が楽しく暮らすことができれば」と願いを込めました。
一年の無病息災を祈願
「鬼はそと!」「福はうち!」 
節分おたのしみ会
 子育て応援センター「しわっせ」主催の節分おたのしみ会が1月30日、情報交流館で開かれました。
0歳から3歳までの子どもと保護者合わせて50組115人が集まり、職員による節分をテーマにしたオリジナル演劇を楽しみました。劇中に登場した3匹の鬼を退治するため、子どもたちは「鬼は外」と大きな声を出し、必死になって鬼にカラーボールを投げました。鬼を退治した子どもたちは、心の中の泣き虫鬼やいやいや鬼、おこりんぼう鬼も追い払ったようでした。赤石地区の伊藤汐理さんと創そうすけ亮君(1歳7カ月)親子は「鬼を怖がることなく、豆まきも音楽も楽しんでいました」と満喫した様子でした。
節分にまつわる劇や歌をみんなで楽しみました
100歳おめでとう!
藤倉 正造さん(赤石)
 若いころはバイクに乗るのが好きで、社交的で地域の集まりなどにも欠かさず出ていたという藤倉さん。足腰もしっかりしており、お祝いに駆けつけた熊谷町長から元気に花束を受け取りました。藤倉さんは「ここまで長生きできたのがうれしく、毎日楽しいです」と感謝の気持ちを話しました。
 町内の100歳以上のご長寿は藤倉さんを含めて16人で、男性4人、女性12人です。(1月31日現在)
「長生きの秘訣はよく寝ること」と話す藤倉さん(左)と熊谷町長