紫波ネット 総合版 音声ダイジェスト
平成30年(2018年)9月 №991 公式サイト(pdf)
(p6)まちづくり座談会2018
 町は6月13日から21日までの期間、町内9地区で「まちづくり座談会」を開催しました。今回の座談会では、町からの情報提供として「コミュニティバスすこやか号の見直し」や「次期総合計画の策定」について説明。参加した延べ230人の皆さんからは、「学校再編整備基本計画(素案)」や「災害時の情報発信」などに関して約110件のご意見・ご質問が寄せられました。
 『紫波ネット』では、会場で出されたご意見やご質問および回答の一部を抜粋して紹介します。(内容が似ている質問は、回答を集約して掲載していますので、ご了承ください。)
皆さんからのご意見・ご質問
(●参加者発言 ○町からの回答)
■6月13日(水) 午後7時~9時
JAいわて中央志和支所
◎参加者24人
●コミュニティバス「すこやか号」の年間利用者数はどのくらいか。西部、東部、中央地区では、それぞれどの程度利用されているか。
○すこやか号の利用者は、平成29年度実績で延べ2万2039人でした。平成28年度は2万3000人ほどであり、年々減少傾向にあります。今回、利便性を高め、より多くの人に利用してもらうため、中央部の路線を増便しました。平成28年度は川西線1万1704人、川東線7896人の利用実績でした。川東線は利用者数の減少が激しく、川西線は現状維持の状態が続いていましたが、近年減少傾向にあります。
 利用形態は、病院や買い物の利用が最も多く、75歳以上の女性が多いです。朝の便で中央部の病院に行き、買い物をして昼または夕方の便で帰るという利用方法が多いようです。
●有線放送の代替について、情報伝達の手段はどのようなものを考えているのか。
○防災などの情報について携帯電話にはメールで、スマートフォンの場合はプッシュ通知で役場からのお知らせを配信するサービスを実施する予定です。携帯もスマートフォンも持っていない方々への対応については、方針を平成30年度中に決定する予定です。最終形として、緊急情報は音声でも配信できればと考えています。
■6月14日(木) 午後7時~9時
赤沢公民館
◎参加者29人
●小学校跡地に児童館を移したりする構想はあるか。または児童館と保育所を一緒にしたりする考えはあるか。
○東部・西部地区でも保育の需要が高まっており、地元の児童館ではなく、他地区の保育所へ通う子どもが多くなっています。保育を必要としている状況に対応できていないことが課題だと認識しています。
 児童館は昭和40年代に農村地域の子育てを支える児童施設として設置されましたが、東部・西部地区でも外で働くお母さんが増えていることなど社会の構造が変わってきていることを考えなければならず、現状では跡地利用の検討までは至っていません。
●耕作放棄地の地権者が町外の人で高齢のため、手をかけられない。地区でなんとかしようとしているが、ブドウ畑をそのまま放置しているので対処不能。何か策はないものか。
○農業委員会で農地パトロールや意向調査をしていますが、簡単に解決できないのが現状です。耕作放棄地の再生に対する補助制度もあるので、農林課または地区の農業委員、農地利用最適化推進委員にご相談ください。