平成28年(2016年) 公式サイトpdf
紫波ネット 2月
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まちの話題
防火の士気高らかに 消防団出初め行事
 朝からの好天にともない一層冷え込んだ1月11日、紫波町消防関係出初め行事が開催されました。消防団員をはじめ婦人消防協力隊、消防署員など約300人が参加。日詰商店街で行われた分列行進では、凍てつく寒風が吹きすさぶ中でも乱れることのない行進を披露。今年一年の活動に対する士気を、集まった地域の方々に示しました。続いてナックス駐車場で行われた式典では、阿部秀夫団長が「自信と誇りを持って町民の期待と信頼に応えられるような活動に努めてほしい」と団員に呼びかけ、統監の熊谷町長は「穏やかな正月だったが、暖冬も気候変動の一つ。今後も情報収集に努め、防災の啓蒙に努めたい」と災害に強いまちづくりに力を込めました。
引き締まった表情に熱い士気を込める団員たち

「フルーツの里」をPR 新デザート開発
この日お披露目された、紫波の魅力がたっぷり詰まったクレープたち
 町第三セクターである㈱紫波まちづくり企画が1月13日、ラ・フランス温泉館ホテルゆららで、新作デザートの発表会と試食会を開きました。地場産食材にこだわった新デザートは「自家製クレープ」全3品。町産小麦と湯田牛乳から作られたクレープに、鶏卵から作ったプリンや、リンゴ、ラ・フランスなどの果物、同社人気商品の「もっちりハムカツ」など、既存の特産物を組み合わせて、新たな魅力ある商品を目指すもの。素材や季節に合わせてさまざまなアレンジができることも特長の一つ。同社では、試食アンケートの結果を踏まえて改良を加え、道の駅紫波のかりん亭、ホテルゆららで2月下旬以降に販売を始める予定です。

渡邉立夫医師が県学校保健功労者表彰に
 渡辺内科医院(日詰)の医院長で、長年にわたって紫波第一中学校の学校医を務めてきた渡邉立夫医師が12月25日、県の学校保健功労者として表彰されました。渡邉医師は、昭和58年4月から現在に至るまで、紫波第一中学校の学校医として生徒の定期健康診断や助言指導に献身的に務められ、町の学校保健衛生の改善や児童・生徒の健康保持増進に多大な貢献をしてきました。
「このような表彰をいただき大変光栄です」と語った渡邉医師

介護予防の普及目指しシルバーリハビリ体操
講師のいわてリハビリテーションセンター職員から、体操を教わる受講者
 町は1月中、地域内での介護予防を広めるため、シルバーリハビリ体操指導者の養成講座を開きました。シルバーリハビリ体操とは、関節機能の維持向上や筋肉のストレッチなどが中心の高齢者向けの体操で、立つ・座る・歩くなどの日常動作の訓練になるもの。町内の50代から80代まで24人が参加し、筋肉や骨など、体のしくみを理解しながら、全92種類もの体操を習得しました。参加者からは「ストレッチはとても楽な体勢でできるので、これなら後期高齢者の方々もできそうだと感じています。3月の老人クラブの総会の際には、早速取り組んでみたいと思います」という声が聞かれました。
 この養成講座は県のモデル事業として行われ、県では今後、地域内での普及活動なども支援していく予定です。


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