平成28年(2016年) 公式サイトpdf
紫波ネット 2月
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わかもの座談会
○司会――佐藤さん、よんりん舎での仕事の内容を教えてください。受託事務などもあるので多忙だと思うのですが、いかがですか。
●佐藤 今、業務の中で最も多くの時間を割いているのは接客です。というのは、よんりん舎の業務で私が担当というわけではないのですが、紫波町ポイントカード会の事務で平太くんカードなどを扱っているので、お客様が来ることが多いんです。それで、時間的には接客の時間が多いですね。東京にいたときは、毎日仕事に追われていて、日々がめまぐるしく過ぎていましたが、今の仕事はやりがいを感じながら楽しくやらせていただいています。
佐藤いくみさん
22歳[二日町]
(株)よんりん舎勤務。NPO法人紫波ingからの受託事務として、『紫波新聞』の記者も務める。

○司会――阿部さんが、岩手の「ここいいよね」という情報をSNSで発信することになったきっかけは何ですか。
●阿部 高校一年生の春にプロジェクトでニューヨークに1週間行くことになったんですが、現地の人と話していて岩手を知らない人がたくさんいるなと感じたのと、その人たちから岩手のことをいろいろ聞かれるんですが、聞かれたことに自信を持って答えられない自分に気がついて、それでくやしくて、何かしたいと思いました。
 もともと「Humans of NewYork」というSNSがあって、そこから枝分かれして東京版やパリ版もあり、いいなと思いました。私もこんなことができればいいなと思ったんです。
○司会――グローバルな情報発信をしたいということで英語を使っての情報発信されていると思うのですが、英語はお好きなんですね。
●阿部 英語は好きですね。使っているSNSにはツイッターとフェイスブックがあるんですが、ツイッターの方は日本語で、フェイスブックは英語と日本語で情報発信しています。
○司会――佐々木さんにお聞きしたいのは、大人と子どもの関係づくりについてです。大人は子どもたちとの関係づくりに日々悩んでいると思いますが、どのように考えたら良いと思いますか。
阿部希美さん 18歳[星山]
不来方高校外国語学系3年。
SNSを活用し「Humans of Iwate」というプロジェクトを始め、自分で取材した県内の魅力情報を発信している。

●佐々木 私の中では、子どもと大人という区切りというのが、子どもは小学生なんですよ。大人は中学生以上のことなんです。私たちと同じ年代の高校生や大学生と協力して、最初は子どもと中高生、次は子どもと大学生、最終的には子どもと地域の高齢者だったり自分の親の世代だったりと、段階的に関係づくりが進められたらいいなと考えています。
(8ペ^ジ)
 これからもずっと紫波町に住み続けたいという気持ちづくりから取り組みを始めるのがいいかなと思っています。毎年、古館地区で行われているまちあるきの活動。地域の大人と小学生がごみ拾いをしながら歩き、地域マップを作成する。(右端が佐々木さん)
(7ペ^ジ)
佐々木詩さん
17歳[高水寺]
白百合高校2年。地域内で困ったときに声をかけ合える大人と子どもの関係づくりに関心がある。


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